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塾長の想い -BLOG-

塾長の想い その4

2019/06/27

メガネが高かった時代の思い出

昔はメガネというと、えらく高かったのです。
軽く、三万、四万、五万したと思います。
その時代においても、
「TPOに合わせてメガネも着替える。だから5つぐらい持ってるよ」
などという人もおり、どんなええし(金持ち)やねん、と思ったものです。
私はメガネを買いかえるのがもったいなくて、かなり合わなくなっても我慢していましたから。
私のケチな性格は子どもたちにも受け継がれていました。

あれはいつのことだったでしょう。
家で仕事をしていると、娘から連絡がありました。
買ったばかりのメガネを壊してしまったというのです。
急いで行ってみると、小さな自転車にまたがり、涙をいっぱいためた娘がそこにいました。
メガネ屋さんのすぐ近くでした。
そして手には壊れたメガネ。
ばっかもーん、という気持ちよりも、哀れな想いのほうが強くなりました。
高い高いメガネを壊してしまった罪悪感いっぱいで、涙でくしゃくしゃになった娘。
丸顔と三つ編みにメガネがとても似合う子でした。(ちびまる子ちゃんの親友のよう)

そして親切なメガネ屋さん。
高価なメガネの扱いを丁寧に説明し、(すこし安めに)売ってくださった。

あれから何年が経過したことでしょう。

いつものように株式市場をチェックしていると、そのメガネ会社が大変なことになっているのに気づきました。

そこで証券会社の担当さんに相談しました。
業績が悪いのは百も承知だが、一助になりたいと。
「何株買います?」
「100で」
「それでは手数料が6パーセントも占めることになってしまいます」
それから、もっとたくさん買うことを勧めてこられました。
しかし、持っててもおそらくいいことのない株をたくさん買うのはどうなんでしょう。
「あ、すみません。さっき僕、6パーセントって言いましたね。60の間違いです」
ああ、そりゃ、そうです。
なんでも知ってる超人の担当さんですが、天才もたまには間違えます。
それよりも、ぼーっと聞き流してしまった私の数字オンチには困ったもんです。
「やめます」
「それがいいと、僕も思います」

ちょっと可哀そうな気もしましたが、仕方がありません。
美化された私の記憶にも多少の間違いがあったかもしれませんし、ZoffやJINS等の台頭によってメガネ界に革命が起こったのに、時流についていけなかった会社にも責任があります。

それに今の娘のライバル会社を助けることになってしまいますしね。

ちなみにメガネは英語でglasses
私はメガネを5つ持っているは、I have five pairs of glasses.
メガネ屋さんは an eye glass storeが分かりやすいのではないかと思います。



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