塾長の想い　その７

2019/07/05

アラジンに想う

ある生徒さんが、アラジンの実写版をご覧になったそうです。
英語がとても簡単で、よく聴きとれたとのことでした。

すばらしい。
私は日本語吹き替え版で観ました。
中村倫也が好きなんで。

生徒さんはウィル・スミスのジーニーが良かったそうです。
私にはジーニーは劇団四季のほうが良かったかも。

アニメ、劇団四季、実写版と三つ見ましたが、（どれだけアラジンが好きなんでしょう）
アニメではアラジン、劇団四季ではジーニー、実写版では
なんといってもジャスミンが光っています。（あくまでも私見です）

良き君主になろうと一生懸命勉強し、民の様子を見ようとし、世間知らずの自分を恥じ、もっともっとと向上心を持つ、そんなジャスミンに私はぞっこんです。

小さいときに、美内すずえの『ジュリエッタの嵐』や池田理代子の『ベルサイユのばら』を読んだので、税金で生きる立場の者がその責務に鈍感になったときに、どんなことが起きるかについて大変な恐怖感を持っています。

最近では韓国ドラマ『逆賊―民の英雄ホン・ギルドン』で、狂った王様よりも贅沢な愛人のほうが国民に憎まれたさまも怖かったです。

日本の昭和天皇が生まれた１９０１年は世界人口の９０％が君主により統治されており、ほぼ百の君主国がありました。
２０世紀のうちに、王、ツァー、シャー、マハラジャ、その他もろもろ、ばったばったとなぎ倒され、現在世界に残る君主国は３０。（世襲大統領のアラブ首長国連邦を入れると３１）
イギリス、ブルネイ、オマーン、デンマーク、スウェーデン、エスワティ二、リヒテンシュタイン、ノルウェー、レソト、ヨルダン、バーレーン、モロッコ、ルクセンブルグ、アンドラ、カンボジア、モナコ、クウェート、ブータン、トンガ、バチカン、オランダ、カタール、ベルギー、スペイン、サウジアラビア、タイ、サモア、マレーシア、そして日本。
日本が君主国かどうかについても議論がありますが。

連合国戦争犯罪委員会議長ライト卿は、戦争犯罪で絞首刑となるべき人のリストのトップは昭和天皇であるべきと考えており、多くの人が支持していましたが、なぜかアメリカの強さによりそれは免れられました。
現代の日本人の多くは令和の時代における天皇陛下の存在を歓迎していますし、海外においても、特に雅子さまの評判は良いようですね。類いまれなる才能と能力を持ちながら、やれ夫より２８秒長くしゃべっただの、日本人的でないだの、くだらんバッシングを受け、（おそらく本当はどこも悪くないのに）クレイジー扱いされ薬漬けにされて飼い殺しにされてきたことへの同情もあるのでしょう。
雅子さまと愛子さまに幸多かれ。

それから眞子さまと佳子さまにも一言。

女は男を見る目がないと一生を台無しにするのですよ。
自分を台無しにするだけならいいけど税金まで台無しにしないでください。