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塾長の想い -BLOG-

塾長の想い その33

2019/11/13

ある意見を書くと罵声を浴びせられるジャンル

インターネットでの議論においては、
ある方向の意見を書くと、罵声を浴びせられるジャンルがあります。

議論においては、どちらが正しいとか間違っているとか
そういうのはなかなか分かりにくいものですが、
ただ、どちらがよりマナー違反であるかってのは分かります。

たとえばちょっと前だと、
女性天皇のみならず女系天皇を認めるべきとの意見が書かれると、
おそろしく激しく人格攻撃をしてくる方々がいらっしゃいました。
そのようなひどい言葉遣いをしていたら、
あなたの正体がわかったときに困ったことになりはしないだろうかと懸念すると、
急に低姿勢になり、勘弁してくれごめんなさい、でもそういう恐喝のようなことを書くなと言われる。
いや、心配してさしあげているのに、なぜ恐喝になるのだ。日本語はほんとに難しい。

もうちょっと前だと子宮頸がんワクチンの問題。
この問題は、ほんと、いったいどういうことなのか、さっぱり分からないが、
分かっているのは、
この問題について論じているときの(自称)お医者さん方の態度がものすごく無礼だったこと。
実生活でほんとにこんなひどいものの言い方をするお医者さんが実在していたら
ぜったいにその医者は避けて通りたいので、
医者の場合には実名で議論に参加していただきたいものです。
こんな偉そうな医者が大々的に推奨しまくる子宮頸がんワクチンって
ひょっとしたらものすごく怖いものなのではって思わされました。

そして最近では香港のデモです。
デモ隊についてちょっとでも批判的なことが書かれると、
ヒステリックこの上ない罵声が飛んでくるので、
怖くなって、デモを批判するようなことは書けなくなります。

それでも敢えて書かせてもらうと

そもそも、きっかけは逃亡犯条例改正案だったはず。
これが撤廃された時点において、
デモをやめて話し合いに切り替えようとすれば良かったのに。

行動によって
(とりあえず暴れる)
脅しによって
(要求を聞かないともっと暴れるぞ。要求が通っても、もっと要求を出して暴れるぞ)
数を武器に(みんなもそう思ってるんだから、みんなで暴れるからね!)
事態を変えようという姿勢は果たして応援に値するのでしょうかね。

日本でもたとえば学校とかで、こういうのやられると、先生は困りますね。
それに、勉強をしたいとか、部活で全国大会行きたいとか願う生徒の邪魔です。

人は群れると馬鹿になる。
群れたら犯罪行為の重みが薄れるというのか。
顔を覆面で隠して建物に卵を投げたり破壊したり警官を襲ったりしておきながら、
警官が発砲したとか大騒ぎしないでほしい。
警官にも人権がある。

あと、私の思想が気に食わないからと言って、たとえば教室を荒らしたりとかはしないでほしい。
もしも万が一そのような事態が起こったときには、警察の皆さん、頼りにしてます。

香港のデモを応援している皆さん、
子宮頸がんワクチンを推進する皆さん、
女系天皇に断固として反対する皆さんは、
それをなにか行動で表現しようとはせず(たとえば教室を荒らそうとか)
ディスカッションで論理的にお話しくださいね。

ちなみにディスカッションは、ディベートとか論破とかとはちょっと違います。
ディベートはディスカッションの一種ではありますが、
えいごのもりの求めるディスカッションにおいては
いかに勝ち負けにとらわれずに、相手を説得しようとあせらず、
楽しい雰囲気の中で…(! いや、これは場合によっては無理があるかな)

・・・・まあ、あまり理想を求めるのはやめておきます。

無難なのは、炎上しやすいテーマを避けて通ることだとは、わかっているんですがね。
議論を避けようとしすぎると、ディスカッションというよりスモールトークになります。
いや、もちろん、それでもぜんぜん構いませんよ。



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