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塾長の想い -BLOG-

塾長の想い その58

2020/09/25

象に気をつけろ

「象同士が戦うと草が踏みつけられる」(ロドリゴ・ドウテルテ大統領)

日本人は他の国の人たちよりもトランプ大統領が好きなようですね。
コロナ対応に対する米国民の怒りを中国に転嫁しようと頑張るトランプを、
他ならぬ日本がもっとも応援しているかのように見えます。
インターネット上は中国に対するヘイトスピーチだらけです。
テレビや新聞も、国民がそのような感情を抱くように工夫されているみたいですね。
スピンコントロールは首相が変わればマシになるかと思いきや、
菅首相曰く「何を言い出すかわからない」河野に変わるまでは期待できないかな。
変わっても期待できないかな。

国連総会のビデオ演説で、トランプと習近平が、
興味深いことを言ってます。

「ウイルスが広がり始めた初期の頃、中国は国内移動を厳重に規制する一方、中国を出発する航空便の運航を容認し、世界に感染を広げた。」(トランプ)

「ウイルスの発生源と感染経路についての、世界の科学研究に積極的に参加する。」(習近平)

なぜ、この部分が興味深いかというと、
感染が広がった経緯には、中国のみならずアメリカが関与している可能性もあるからです。

「アングロサクソン・ミッション」なる2010年に公開された動画で、
上級フリーメーソン数十人が「中国が風邪を引くんだよ」と目論んでいたことが
暴露されているからだけではありませんとも。

Newsweekのオンラインコラム、2020年4月16日11時10分の
筑波大学名誉教授遠藤誉さんの記事をご覧ください。

『欧米学者が米学術誌に新型コロナウイルスのルーツに関するゲノム分析結果を発表した。最初のウイルスA型は米国に多く、武漢はB型でA型からの突然変異とのこと。米国と発生源の責任を争っている中国は狂喜か?』

『どうやらアジア人には(古い流れにおける免疫環境など複雑な話があり)感染しにくい。欧米系の「ヒト」を宿主とすることを好むらしい。だから、武漢にいたアメリカ人に感染し、そのアメリカ人は他国を経由しながらアメリカに戻り、アメリカで感染を起こしたとしている。』(『ウイルス発生源 欧米学者が突然変異説 : 武漢発生源という証拠なし?』より抜粋)
元ネタは、ケンブリッジ大学のPeter Forster博士率いるチームの研究論文です。

YouTubeで、No proof that COVID-19 originated in Wuhan : Peter Forster
という動画を見ることができます。

(Peter Forster 博士の英語はなかなかカッコ良いので、
ぜひ聴いてみてください。)

ところで遠藤誉さんのコラムのほうに、
アメリカ人が最初の感染者と決めつけてはいけないというコメントが載ってますが、
それもそうですね。

しかし、可能性がある以上は、そうそう中国ばかりを責めなくても。。。

私、思い出しますよ、中学時代。
クラスの権力者が
「なあなあ、あの子、無視せえへん?」と言い出したら、
クラス全体がその空気になる感じ。

いま、中国に対するヘイトスピーチをやってるネットの皆さんって
絶対、50代、60代だよね?
もしも若かったら、だっさー。

なんでアメリカが
「なあなあ、あの国、いじめへん?」って言ったからって、
その通りにしなきゃなんないのよ。

批判しているドウテルテさん、カッコいーい。



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