塾長の想い　その８２

2021/10/17

聴き取れた、嬉しい／聴き取れなかった、残念


生徒さんからは、よく
英語が聴き取れるようになって嬉しい、
思ったように聴き取れるようになってなかった
という両方の声を聞きます。

この間のTOEICで、リスニングが、
前回受けたときよりも、
ものすごく簡単だったという声がありました。

I am thankful for you.
（感謝します）と言っていただけましたが、
実のところ、私は特段なにもしてない。
その方が週に１０時間も勉強されたからです。
それと、映画やテレビをたくさん観てたので、
映画やテレビに比べれば
TOEICのリスニングはゆっくりだとのこと。
その通りであります。

別の生徒さんは、
病院で、外国の方と日本人らしきカップルが
英語を話していたけど、
一言も聴き取れなかった、ガッカリだ、
と仰ってました。

しかし、英語だとわかったということは、
多少聞き取れたんだと思います。
一言も、というのは、多分ないです。

若い頃、◯◯Cで英会話講師していたとき、
同僚のアメリカ人講師が言ってたんですが、
「日本には、英語のリスニングをしたくて、
ボクらの会話に聞き耳を立てている人が
結構いるんで、
普段アメリカ人の友達と話すときには、わざと
日本人に聴き取られないように、
スラングを使ったり、早口で話したり、
低い声で話すなど工夫してる」とのこと。

ましてや病院などでは、
他の人に会話の内容は知られたくないかも。

それに現在は、ソーシャルディスタンスも
マスクもありますし、聴き取れなくて当然！

相手が自分に向かって話してくる
ベーシックイングリッシュが聴き取れたら
十分ですよ!

昔、ブラジルでハイスクールに行ってた時、
友達と二人で海に行きました。
そのときに、
この辺は英語のわかる人も多いんで気をつけな
と言われたんですが、私ときたら。。。

Hey、Yara！
Look at that guy!
His shorts are almost falling down!

（ヤーラ！　見て見て！　あの人のズボン、今にもずり落ちそう！）
と大声で言って
えらく怒られました。。。