塾長の想い　その８９

2021/11/14

シルバー英会話で使用していた本


この間、朝ドラの『カムカムエブリバディ』を観ていたら、『敵性語』なる言葉が出てきました。シルバー英会話で教えていたときに生徒さんたちがそんな言葉を使ってたなと思い出しました。

今から３１年前、大阪に住んでいたとき、高齢者に特化した教室で働いていました。
高齢者に特化といっても、安くて評判の良い教室だったからか、若い方でも「シルバーですねん」と言って混じっていましたが。
９０代ぐらいの方もいらっしゃいましたが、すごくおしゃれでとても若々しかったのを覚えています。勉強好きな方は若いですね。
英会話のほかに、ユーモアとか折り紙とかも教えていた教室でした。

私はその教室以外にEC◯でも教えていたので、時折EC◯の先生をスカウトして、教室に呼んでいました。

ニュージーランド人の先生が来られたとき、日本語の覚え方を、Itchy、Knee、Sun、She、Go、Rock、Hitch、Hatch、Queue...と、腕を掻いたり、膝を指したり、とパフォーマンスたっぷりに見せてくれて、皆さんに大受けでした。

そのときに生徒さんがたが仰ったのです。
「楽しかった。英語、ホンマに楽しいなあ」
「敵性語やったから、若い頃はまともに勉強できひんかった」

敵性語を楽しいと思っていただけて、嬉しい限りです。

いちから学ぶという点では、あの頃使用していた本は、大変優れていました。
私の前任者が言っていたけど、何よりも喜ばれたのは、英語にふりがなを振ったことだと。

『すぐ使える英会話８０文型』

もう手に入らないかと思ってたら、アマゾンやヤフオク、メルカリなどで、けっこう安く入手可能になってるようですね。

SIDE by SIDE や　Interchangeなど、英語だけで書かれた教科書では難しすぎる場合には、選択肢としてお考えいただけると幸いです。