塾長の想い　その１１５

2023/08/29

そういえば、えいごのもりを、駅の近くのアパートの一室で開いて、もう７年になります。
オンラインになってからも、続けて下さっている方、ありがとうございます。
Side by Sideの教科書は、その前の、英会話ビ◯◯でも使っていたので、それはそれは、古くなっております。新しいバージョン、さらにもっと新しいバージョンが出ております。

バージョンアップしても、実はそんなに変わっていないのですが、一番新しいほうの教科書と、古い教科書では、復習のページが違います。

この間、二番目に新しいほうの教科書で、
P.48, Chapter Summary
My new apartment is…
とやっていたら、生徒さんが「えっ？　えっ？」と混乱して、
P.48, Grammar Focus
My new car is…
だと、教えてくださいました。
慌てて、一番新しい教科書を取ってきました。

この間、中国語のレッスンでも、
似たようなことが起こったので、
長く教えている先生にはあることなのでしょう。

ところで、古い教科書のほうが、新しい教科書よりも良いところがあります。
それは、出てきた単語を最後に並べていることです。
私は、これで、単語ごとに短文を作ってもらいます。
すると、たとえば
Bus is not so reliable. と言った生徒さんには
Buses are not reliable. （バスは当てにならない）
と直して、
複数にできる名詞は複数にして、一般論を語ろう、という、そのUnitの鍵となる部分がちゃんと身についているか、確認することができます。
新しい教科書ではそれができなくなっていますが、ホワイトボードに単語を書いて、短文作りをやっていただくこともあります。