塾長の想い　その１１７

2023/10/20

手をあげるだけで何千もの子どもが死ぬ


国連安全保障理事会でブラジルの提出した、ガザ戦闘の中断を求める決議案は、
ハマスの攻撃をテロと非難し人質即時解放を求め、イスラエルに対しても住民への退避勧告を撤回するよう要請したものでした。
日本を含む１２カ国が賛成し、英国とロシアが棄権。反対はアメリカだけでした。
アメリカが拒否権を行使し、否決となりました。

反対理由は、「イスラエルの自衛権に言及していない」です。

後でええやろ、細かいことは。
停戦が第一や。ロシア案でも良かったぐらいや。

松野官房長官は「バイデン大統領やその他関係者による外交努力を最大限支持し、期待している」と言いますが、

そのバイデンは
「イスラエル防衛のため、前例のない規模の支援パッケージを米議会に求めるつもりだ」とか言ってますね。

我々は一度
アメリカという国が
日本とヨーロッパを除く国々でどれほど嫌われているか、立ち止まって考えてみたらいかがですか。

先週のテレビで
ウクライナ紛争の停戦について終始主張の揺るぎない鈴木宗男に対して
小野寺とかいう変な男が
「我々は西側なんですよ」という
思考停止なことを宣っていました。
東に住んでいるのにいつの間にお引越しを。
橋下さんも橋下さんだ。
以前は停戦停戦言っていたくせに
松川るいともう1人変な男（名前忘れた。デスノートに書けない）にボコンボコンにされてから、変にトーンダウンしてしまって。
もっと鈴木さんと一緒になって停戦停戦停戦と言って欲しかった。

私たちは考えなくてはいけない。
権力者が右手をちょっと上げただけで、何百、何千、何万という子どもが死ぬということを。

正義もクソもない。停戦だ。どっちが悪いとかそういう検証は後で良い。

そう言えば最近、私、とても良いことを聞いたのです。
『ミステリという言う勿れ』という、ドラマと漫画で、
真実は人の数ほどあるが、事実は一つ。

良いこと言うなあ。

日本国民諸君。
メディアが歪んだ報道をしていても、できるだけ事実のみを収集し、自分の真実を構築しようではないですか。